ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2005年03月27日(日)
Ain't Enough Comin' In
Otis Rush "Ain't Enough Comin' In (Japanese version)" [THIS WAY UP PHCR-1248]

1.Don't Burn Down The Bridge 2.That Will Never Do 3.Somebody Have Mercy 4.A Fool For You 5.Homework 6.My Jug And I 7.She's A Good 'Un 8.It's My Own Fault 9.Ain't Enough Comin' In 10.If I Had Any Sense, I'd Go Back Home 11.Ain't That Good News 12.As The Years Go Passing By 13.If You Can't Do No Better

1994年リリースのアルバム。13 は Japanese Extra track。
スタジオ録音としては "Cold Day in Hell" 以来,17年ぶりの作品。

プロデュースは,Bryan Ferry のアルバムでギターを弾いていた John Porter。彼は,一時 Roxy Music でベースを弾いていたこともある。参加しているミュージシャンも Ian McLagan(Faces) や Bill Payne(Little Feat) などということで,コアなブルース・ファンには敬遠されるかもしれないが,そういうファンにも満足してもらえる内容になっていると思う。
久しぶりのスタジオ録音なのに,自作の新曲がアルバム・タイトルの1曲だけというのはちょっとさびしいが,お得意の Albert King や B.B. King のナンバーでは,ボーカルもギターも唸っている。
しかも,2曲も Sam Cooke をカバーしていて,どちらもなかなかの出来。
3.Somebody Have Mercy
11.Ain't That Good News

Otis Rush が Sam Cooke のカバーというのは意外かもしれないが,鈴木啓志説によると,"All Your Love"の「タンタ・タララララ」というリズムは,"You Send Me" の B 面だったバージョンの "Summertime" をヒントにしているということで,Otis Rushは,Sam Cookeの「隠れた愛好家」かもしれないということになっている。

昨年の来日公演では,かなり体調が悪かったそうだけれども,70を超えているわけだし,もう復活は難しいのだろうか?
2005年3月27日 09時27分 | 記事へ | コメント(0) |
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2005年03月26日(土)
Another Time, Another Place
Bryan Ferry "Another Time, Another Place" [EG/Virgin VJCP-23190]

1.The "In" Crowd 2.Smoke Gets in Your Eyes 3.Walk a Mile in My Shoes 4.Funny How Time Slips Away 5.You Are My Sunshine 6.(What A) Wonderful World 7.It Ain't Me Babe 8.Finger Poppin' 9.Help Me Make It Through the Night 10.Another Time, Another Place

1974年のソロ第2作。ラストのタイトル曲 "Another Time, Another Place" 以外は,全てカバー曲。
スタンダード曲のほか,かなりカントリー色の強い選曲になっている。オリジナルから直接というよりは,Elvis Presley あたりを通しての影響かもしれない。
Donnie Fritts の歌を「下手クソ」だとけなした後で,この Bryan Ferry のボーカルが好きだと言うと,どこかから石でも飛んできそうだが・・・。

6.(What A) Wonderful World が Sam Cooke のカバー。数ある "Wonderful World" のカバーの中でも,このバージョンがいちばん好きかも・・・(^_^;)
彼は,息子を Otis と名付けているくらいで,"That's How Strong My Love Is" はじめ,ソウル・クラシックスもかなり歌っていて,渋いところでは J.Blackfoot "Taxi" を取り上げて,それをそのままアルバム・タイトルにしたりもしている。

このアルバムを紹介しようと思ったのは,"Walk a Mile in My Shoes" の作者である Joe South が,Absolutely Free で取り上げられていたから。
この曲の手持ちのカバーには,Willie Hightower (Swedish TV Documentary 見たかった(T_T)) のほかに,Syl Johnson のバージョンがある。
◎ Syl Johnson "Dresses Too Short/Is It Because I'm Black?" [TWINIGHT/Kent CDKEND 148]
↑も,つかみどころの無いシンガーで,"Is It Because I'm Black?" に収録されている "Walk a Mile in My Shoes" は,歌詞にはそれほど変化は無いが,メロディーがどこかへいってしまっている。
↑の CD では,James Brown や Joe Tex のようにファンクっぽい曲の中に,"Fox Hunting On The Weekend" という Sam Cooke 調の曲も収録されていた。
2005年3月26日 23時18分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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Set Me Free
Esther Phillips "The Country Side of Esther Phillips/Set Me Free" [Collectables COL-CD-6841]

Disc 1: The Country Side Of Esther Phillips
1.I Really Don't Want to Know 2.Just Out of Reach 3.I Can't Help It (If I'm Still in Love With You) 4.Be Honest With Me 5.*I've Forgotten More Than You'll Ever Know About Him 6.*Release Me 7.I'd Fight the World 8.*Am I That Easy to Forget 9.After Loving You 10.*No Headstone on My Grave 11.Why Should We Try Anymore

Disc 2: Set Me Free
1.*Mojo Hanna 2.*I Saw Me 3.*Double Crossing Blues 4.Hello Walls 5.*Some Things You Never Get Used To
6.*Let Me Know When It's Over 7.Ups and Downs 8.Catch Me I'm Fallin' 9.I'm in Love 10.Brand New Day 11.Just Like a Fish 12.Tomorrow Night 13.Some Cats Know 14.Cheater Man 15.*When a Woman Loves a Man 16.Fever 17.When Love Comes to the Human Race 18.*Try Me 19.*I'm Sorry 20.Somebody Else Is Taking My Place 21.*Set Me Free 22.All God Has Is Us 23.He Knows 24.Woman Will Do No Wrong 25.*Crazy Love

Absolutely Free で紹介されていた記事を参考に注文した CD が届いた。便利な世の中になったもんです。
* 印が Rhino のベスト盤と重複する曲。

Collectables なのでライナー・ノートは期待していなかったのだが,おそらく LP 時代のものがそのまま掲載されていて,"Set Me Free" の方はかなり詳しい録音データがわかるようになっている。ただし,A-C-B-D という順で CD 化されているのは・・・(^_^;)
前半(A&B Sides)はほとんどが New York 録音なのだけれども,14 と 19 が Chips Moman & Dan Penn プロデュースによる American Studios 録音。ギターは Reggie Young しかクレジットされていないが,もう一本はひょっとすると Bobby Womack かも?
後半(C&D Sides: 8〜13,21〜25)が,Dixie Flyers の演奏で,Tom Dowd & Dave Crawford のプロデュースによる Miami 録音。
最初期(Johnny Otis Show) の Early R&B スタイルやこの後の Pop Jazz 時代に比べると,やっぱりこのころの録音がいちばん個人的な好みに合っている。
"Country Side 〜" のほうは期待していなかったけれども,それほどカントリー臭もなく,Solomon Burke や Johnny Adams で耳になじんでいる曲もあって,楽しめた。

Rhino のベスト盤も欲しいが,Collectables 盤で集めてもいいかな・・・という気がしてきた。


先日,初めてトラックバックされましたが,こちらからトラックバックするのは,初体験。
ちゃんと出来ていると思いますが・・・。
2005年3月26日 09時17分 | 記事へ | コメント(1) |
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2005年03月25日(金)
山田正紀
このブログの本筋からは外れてしまうが,ぼくも音楽だけを聞いているわけではなく,本を読むこともあるわけで,この山田正紀という作家は,デビュー作である「神狩り」が SF マガジンに掲載されて以来のファンで,その作品は一応全部集めているくらいなのだが,その「神狩り」の30年振りの続編「神狩り2」が出版され,まだ読みきっていないのに新刊の「ロシアン・ルーレット」も買ってしまった・・・(^_^;)
「神狩り2」は,久しぶりにど真ん中直球の SF で,ゾクゾクしながら読み進めている。

というようなわけで「スウィート・ソウル・ミュージック」は,原書を拾い読みしていたこともあって,今のところは後回し。
音楽の場合は聴きながらでもブログの記事を書けるが,読書しながらは書けないので,ちょっとツライ。
2005年3月25日 01時10分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年03月22日(火)
Ode To Bobbie Gentry
Bobbie Gentry "Ode To Bobbie Gentry: The Capitol Years" [ZONOPHONE 5 27719 2]

1.Mississippi Delta
2.*Fancy
3.Son of a Preacher Man 4.Ode to Billie Joe 5.Touch 'Em With Love 6.You've Made Me So Very Happy 7.Girl From Cincinatti 8.In the Ghetto 9.Hushabye Mountain 10.I Wouldn't Be Surprised
11.*Apartment 21 
12.*He Made a Woman Out of Me 
13.*Find Em, Fool Em, Forget About Em 
14.Skip Along Sam 15.Show Off 16.I'll Never Fall in Love Again 17.Stormy 18.Chickasaw County Child 19.Big Boss Man 20.Ace Insurance Man 21.Reunion

1967〜70年の Capitol 時代の編集盤。
* 印の4曲のプロデューサが Rick Hall。おそらく Fame Gang なのだろうが,ストリングスが大きくフィーチャーされていて,Candi Staton あたりよりかなりポップなサウンドになっている。
むしろそれ以前の曲のほうが,南部音楽ファンに気に入ってもらえるような音で,デビューシングルの,当初の A-side だったという "Mississippi Delta" などはタイトルからして南部そのもの。ヒットしたのが B-side の "Ode To Billy Joe" ではなく,こちらのほうだったら・・・。
Rick Hall がプロデュースした "Fancy" の直前のアルバム "Touch 'Em With Love" のタイトル曲も,かなりソウルっぽい仕上がりになっていて,お気に入り。

"Find Em, Fool Em, Forget About Em" は,この CD では Jackson/Hall というクレジットになっている。
AMG で調べると,やはりオズモンズも歌っているらしい。
この The Osmonds も,初期の Fame 録音が2on1で発売されれば,買いたいと思っているのだが・・・。
2005年3月22日 22時56分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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Prone To Lean
Donnie Fritts "Prone To Lean" [east west japan AMCY-2605]

1.Three Hundred Pounds Of Hongry 2.Winner Take All 3.When We're On The Road 4.Whatcha Gonna Do 5.You're Gonna Love Yourself (In The Morning) 6.I've Got To Feel It 7.Sumpin' Funky Going On 8.Jesse Cauley Sings The Blues 9.My Friend 10.Prone To Lean 11.We Had It All 12.Raimbow Road

1974年発売の1st アルバム。
よく「下手ウマ」という表現があるが,この Donnie Fritts の歌は,どんなにひいき目にみても単なる「下手クソ」にしか聴こえない。
AMG で星2つという低評価も当然のように思う。ただしバックの演奏は,星6つでもまだ足りないほどの名演。ボーカル抜きのカラオケ・バージョンが欲しい。
・・・要するに,こんな下手クソに歌わせるくらいなら,代わりにオレに歌わせろ! と言いたいわけですが・・・(^_^;)

バックのミュージシャンの中では,このころになると Jesse 'Pete' Carr がスウィートそのものの音色とフレージングで独特の個性的なギターを完成させ,泣かせてくれる。ちなみに彼のベスト・プレイは,マニアも認めるように Rod Stewart "Atlantic Crossing" で聴けるギター。

名曲 "We Had It All" は,1997年の2nd でも再演しているが,彼の歌唱力はほとんど進歩していない。もちろん,それを補って余りあるほどのミュージシャン仲間の演奏やコーラスのサポートがあり,やはりこのアルバム同様,何ともいえず味わい深いアルバムになっていた。

ラストの "Rainbow Road" は,Arthur Alexander や Percy Sledge のほか,Bill Brandon も歌っているが,共作者である Dan Penn が来日時に聴かせてくれたバージョンも忘れられない。
2005年3月22日 21時55分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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\(^o^)/  \(^o^)/
後期で,ひっかかってくれていた。
発表日によってもどの大学かがバレてしまうけど,最後の志望校決定の三者面談で,担任に「K大にすると言っても止めはしないが,K大にするのはもったいない」と言われた,その中間の大学です。
関西の人なら,同じイニシャルでも見当がつくはず。ちょっとは自慢できるかも・・・(^_^;)

浪人せずにすんだとはいえ,やはりそれなりに出費はかさみそうなので緊縮財政が当分の間続くが,その間は原点にもどって手持ちの Sam Cooke's COVERs の紹介で,このブログを継続していきたいと考えております。
ヨロシクお付き合いのほどを・・・m(_ _)m
2005年3月22日 21時48分 | 記事へ | コメント(10) | トラックバック(0) |
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2005年03月21日(月)
月次更新
前回同様,蔵 CD のリストに3月前半までに購入した分を加えて,[〜2005.3] とし,記事で取り上げた CD には,その記事へのリンクを貼り付けた。行頭の ◎ が ● になっているのが,記事のある CD。

このブログを始めてもうすぐ3ヶ月になるが,この調子で1年ほど続けられればそこそこのコンテンツになると思うので,そのときにはホーム・ページの形式に整理したい・・・と考えている,今日この頃であります。

息子が前期で合格していれば,下宿探しとかでいろいろと忙しかったはずの連休が,・・・手持ち無沙汰そのもの。
まもなく後期の発表だけど,さてどうなりますことやら・・・(^_^;)
2005年3月21日 17時15分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年03月20日(日)
Not Guilty
Keith Richard "Not Guilty" [Dragoman DCD-006]

1. Blue Moon
2. We Had It All
3. Let's Go Steady
4. What A Feeling
5. I'll Let You Know
6. All About You
7. It Won't Be Long
8. Still In Love
9. Nearest Of You
10. Still In Love
11. What A Joy
12. The Harder They Come
13. Before They Make Me Run
14. Untitled
15. Tuning Up

ブートレッグなんだけど,コレを紹介しなければ話が次に続かないので・・・(^_^;)

3曲目に収録されている "Let's Go Steady" が,イントロも含めて Arthur Conley のバージョンのほぼ完全なコピー。ストーンズとして Sam Cooke や Otis Redding の曲を演奏しているわけだから,Arthur Conley のカバーをしても何の不思議もないのだけれど,Keith は,これが Sam Cooke の曲をアレンジしたものだということを知っていたのだろうか?

このブートには,前回のワールド・ツアーで歌っていたスタンダードの "Nearness of You" のほか,"We Had It All" という Donnie Fritts & Troy Seals 作の名曲も収録されていて,Keith がこの曲をどうやって知ったのかずっと気になっていたのだけれど,昨年発売された↓のアルバムで,
◎ Willie Nelson & Friends "Outlaws And Angels" [Lost Highway B0002794-02]
歌い始める前に,Dobie Gray のバージョンを聴いたと話していた。

手持ちのブート LP では,"Wedding Album" にも,この "Let's Go Steady" と "We Had It All" が収録されているのだが,年末には始まるらしいワールド・ツアーで "Nearness of You" と同じように,この2曲も歌ってくれないだろうか?
2005年3月20日 22時40分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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Soul Directions
Arthur Conley "Soul Directions" [MMG AMCY-45]

1.*You Really Know How to Hurt a Guy 2.Funky Street 3.*Burning Fire 4.Get Yourself Another Fool 5.Otis Sleep On 6.*Hear Say 7.*This Love of Mine 8.*Love Comes and Goes 9.Put Our Love Together 10.People Sure Act Funny

Arthur Conley の1968年発表の3rd アルバム。売らずに残してある数少ない LP の1枚。CD 化されたのは日本盤だけのはず。
*印が,ベスト盤に収録されていなかった曲。

ネットに接続中は,CD を再生すれば自動的に CD 情報がダウンロードされるわけだが,ときどきスペル・ミスがあって,この CD の場合は 7.This Love of Mine の'Mine'が'Minde'になってる(^_^;)

6 と 8 だけ Otis Redding のプロデュースで Fame 録音。その他の曲は,Otis の死後 American Studios で Tom Dowd のプロデュースによって録音されている。1 と 8 は Penn/Oldham の作品。

ベスト盤にも収録されていたけれど,"Otis Sleep On" は,いつ聴いても泣けてしまう。
2005年3月20日 22時02分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2005年03月19日(土)
Sweet Soul Music
Arthur Conley "Sweet Soul Music: The Best Of Arthur Conley" [Ichiban/soul classics SCL 2105-2]

1.I'm a Lonely Stranger 2.Who's Fooling Who 3.In the Same Old Way 4.I Can't Stop (No, No, No) 5.Take Me (Just as I Am) 6.Sweet Soul Music 7.Let's Go Steady 8.Wholesale Love 9.Shake, Rattle & Roll 10.A Whole Lotta Woman 11.People Sure Act Funny  12.Funky Street 13.Get Yourself Another Fool 14.Run On 15.Otis Sleep On 16.Put Our Love Together 17.Aunt Dora's Love Soul Shack 18.Ob-La-Di, Ob-La-Da 19.Star Review 20.They Call the Wind Maria 21.God Bless 22.Nobody's Fault But Mine

全22曲の内,"Sweet Soul Music" から7曲(1〜6,8),"Shake Rattle & Roll" から1曲(9),"Soul Directions" から5曲(11〜13,15,16),"More Sweet Soul" から3曲(14,17,18),そして未 LP 化曲が6曲という構成のベスト盤。
「スウィート・ソウル・ミュージック」読書中の BGM としては,これも欠かせない。
この CD は廃盤になっていて入手がちょっと難しいかもしれないが,1st と2nd を2 on 1にした CD が去年 Collectables から出ている。

6.Sweet Soul Music の元ネタは,もちろん Sam Cooke の "Yeah Man"。原曲は Harold Battiste たちの AFO のメンバーや Bobby Womack が演奏しているのに対して,この "Sweet Soul Music" は,当時の Otis Redding のロード・バンドが中心になっていて,Otis に呼ばれてセッションのリーダーを務め,ギターを弾いているのは,Moses Dillard(あの Bill Brandon のアルバムが中古市場において高値で取引されていたのは,この人がプロデュースしていたということも理由のひとつ)。
大ヒットした "Sweet Soul Music" の B 面だった 7.Let's Go Steady (again) も Sam Cooke のカバー。ただし,原曲からはちょっと想像できないような,非常にディープなソウルバラードにアレンジされている。その編曲はやはり Otis のアイデアだったのだろうが,同日に録音されていることから,この曲でも Moses Dillard がギターを弾いていると思われる。

ほかには,"A Whole Lotta Woman" も Sam Cooke のカバーだし,"Shake Rattle & Roll","Get Yourself Another Fool","They Call The Wind Maria" なども,Sam Cooke のレパートリーだった曲。
このベスト盤には収録されていないが,2nd アルバムでは "A Change Is Gonna Come" も歌っているなど,この Arthur Conely というシンガーは,師匠である Otis よりも Sam Cooke の影響が大きく声質も近かったのだけれども,Otis の事故死によって大きなショックを受け,アメリカからヨーロッパへ逃げ出してしまった。

20 と 21 は,Capricorn Sound Studio での録音で,Johnny Sandlin がプロデュース,Eddie Hinton がストリングスのアレンジを担当している。
2005年3月19日 21時06分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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Do Right Man
Dan Penn "Do Right Man" [SIRE/WARNER 9 45519-2]

1.Dark End of the Street 2.Cry Like a Man 3.It Tears Me Up 4.You Left the Water Running 5.Do Right Woman, Do Right Man 6.Memphis Women and Chicken 7.Zero Willpower 8.He'll Take Care of You 9.I'm Your Puppet 10.Where There's a Will There's a Way

Dan Penn が,20年ぶりに発表した2作目のアルバム(1994)。
大げさに聴こえるかもしれないが,ぼくが人生で出会った音楽の BEST 10 を選ぶとすれば確実にノミネートされるアルバム。もちろん来日公演も見に行った。
「スウィート・ソウル・ミュージック」読書中の BGM としても,最適。

Jimmy Johnson,David Hood,Roger Hawkins という Muscle Shaols Rhytnm Section に,Piano / Organ は Bobby Emmons と Spooner Oldham,そして Lead Guitar は,Solomon Burke の新作でも若々しいプレイを聴かせてくれている Reggie Young というメンバーが中心。ホーン・セクションには Wayne Jackson も参加している。

自作のソウル・クラシックスの自演ももちろん素晴らしいのだけれど,タイトルだけを見れば Box Tops に歌わせてヒット(Pop Singles で2位)した "Cry Like a Baby" のパロディみたいな "Cry Like a Man" が泣かせるバラードになっていて,個人的にはベスト・トラック。カラオケがあれば歌いたい(^_^;)
2005年3月19日 17時04分 | 記事へ | コメント(4) |
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The Hour Glass
Hour Glass, The "The Hour Glass" [BGO CD536]

1. Out Of The Night 2. Nothing But Tears 3. Love Makes The World Go 'round
4. Cast Off All My Fears 5. I've Been Trying 6. No Easy Way Down
7. Heartbeat 8. So Much Love 9. Got To Get Away 10. Silently 11. Bells
12. Power Of Love 13. Changing Of The Guard 14. To Things Before
15. I'm Not Afraid 16. I Can Stand Alone 17. Down In Texas
18. I Still Want Your Love 19. Home For The Summer
20. I'm Hanging Up My Heart For You 21. Going Nowhere
22. Norwegian Wood 23. Now Is The Time

このグループの1st(1〜11) と2nd(12〜23) を2 on 1にした CD。Remastered from original master tapes というシールが貼ってあった。
解説を Neil Young が書いているというのが気になって購入したのだが,Duane Allman たちのステージを Neil Young や Steve Stills がかぶりつきで見ていたとは知らなかった。
その解説は "THE MUSIC on these two records is not very good." という文で始まっていた(爆笑)。

まあ,1st アルバムのほうは,確かにオーバー・プロデュースそのもので,Duane Allman はほとんどギターを弾かせてもらっておらず,目立つのは Greg Allman のボーカルだけという内容だけれども,2nd のほうは自作曲や Penn / Oldham(12),Hinton / Greene(17,19) などによる曲の良さもあり,ホワイト・サザンソウルとしてはなかなか良く出来ていて,けっこう楽しめた。

Johnny Sandlin のドラムはまるで Roger Hawkins のソックリさんで,Doris Duke "I'm A Loser" のオリジナル(AMG)のクレジットでは彼がドラムということになっているのだが,やっぱりちょっと違うように思う
Irma Thomas "In Between Tears" で 'Squirm' とクレジットされているのが,彼のような気がする。
Greg Allman のボーカルは,どこか「中途半端」な印象があってあまり好きになれなかったのだけれど,特に1st の曲を聴いていると,レコード会社の連中が彼をソロとして売り出したがっていたというのが納得できた。
2005年3月19日 10時21分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2005年03月16日(水)
スウィート・ソウル・ミュージック
ピーター・ギャラルニック「スウィート・ソウル・ミュージック」新井崇嗣(訳) [シンコー・ミュージック]

Homer Banks のが CCCD でなければ買おうと思って立ち寄ったタワレコで,発売されていた本。
言わずと知れた Peter Guralnick による名著 "Sweet Soul Music" の日本語訳で,サブ・タイトルは「リズム・アンド・ブルースと南部の自由への夢」。
http://www.musiclife.co.jp/market/detail.cgi?maker_cd=00001&goods_cd=0619188&site=2

一応,原書は持っていて index をたよりにポツポツと拾い読みをしていたのだが,こうやって日本語訳をまとめて読めるようになったことは,非常に喜ばしい。
Sam Cooke の伝記本では手を抜いて省略されていた索引もちゃんと付いているし,ディスコグラフィは原書には無いジャケット写真も掲載されていて,なかなかの労作。
この本の売れ行きが良ければ,現在執筆中だという新しい Sam Cooke の伝記本 "Dream Boogie: The Triumph of Sam Cooke" も日本語訳が発売される可能性が高まるはずなので,ぜひとも売れて欲しい。


Homer Banks のアルバムはやっぱり CCCD のしか置いてなかった。
Al Green の新譜も CCCD で,大々的にディスプレーされていたが,・・・(^_^;)
2005年3月16日 21時18分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2005年03月15日(火)
3月前半に購入した CD
このブログの更新は滞ってますが,3月に入ってストレス解消のための衝動買いが多くなってます(^_^;)

◎ Bobby Womack "The Best Of The Poets" [castle / Sequel NXTCD 319]
 Bonus CD の "The Acoustic POET" を聴いてみたかった。
◎ Chris Farlowe "Out Of Time: The IMMEDIATE Anthology" [Immediate/Sequel NEECD 310]
 "Mr.Pitiful" を歌ってます。
◎ Cicero Blake "Here Comes The Heartache: The Soul Years" [Grapevine GVCD 3020]
 1962年からのシングル盤を収録した CD。
● Doris Duke "I'm A Loser: The Swamp Dogg Sessions... and more" [KENT CDKEND 242]
◎ Hour Glass, The "The Hour Glass" [BGO CD536]
 たまたま手に取ったのが対訳付きの直輸入盤で,帯の「解説:ニール・ヤング」というのを見て衝動買い。
◎ Leon Russell "Leon Russell and the Shelter People" [Shelter/The Right Stuff T2-34030]
● Solomon Burke "Make Do With What You Got" [Shout Factory DK 34357]
◎ Phillip Mitchell "Pick Hit Of The Week" [Grapevine GVCD 3021]
 2枚目ともなると,さすがにちょっと状態の悪い録音が・・・,でも嫌いじゃない(^_^;)
◎ Tyrone Davis "The Best Of Tyrone Davis: In the Mood" [SONY SRCS 9248]
 DAKAR 時代以降はまともに聴いたことがなく,日本盤で安いのが見つかったので。
◎ Willie Walker And The Butanes "Right Where I Belong" [mcps CDONO761955]
 去年買いそびれていたんだけど,やっぱりバックのバンドがショボ過ぎる。

◎ Various Artists "STAX / Soul Explosion" [STAX/Victor VICP-62930]
 この時代の STAX にはあまり興味を持てなかったのだが,シングル集の Vol.2 以降も欲しくなってきた。
◎ Various Artists "Blues & Soul Records (No.62) Blues Guitar Blasters" [P-Vine PCD-9970]
◎ Various Artists "Gumbo Stew: Original AFO New Orleans R&B" [ace CDCHD 450]
 "More 〜" と合わせて2枚で税込み \1,800 だった(^_^)v
◎ Various Artists "More Gumbo Stew: Original AFO New Orleans R&B" [ace CDCHD 462]
◎ Various Artists "Got A Good Thing Going: 25 R&B Radio Hits of the 60s" [Sequel NEM CD 785]
 Valentinos "Tired of Being Nobody",Donald Height "Don't Let Me Down" が収録されたコンピ CD。
2005年3月15日 21時38分 | 記事へ | コメント(16) | トラックバック(0) |
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2005年03月10日(木)
Moondog Matinee
The Band "Moondog Matinee [Remastered]" [Capitol 72435-25393-2-1]

The Band の1973年の作品から。Solomon Burke の新譜でも彼らの曲が取り上げられていた。

10. A Change Is Gonna Come
"A Change Is 〜"のカバーの中では,Otis Redding や Neville Bros. の次くらいに好きなのが,いかにも頼りなさげな,この Rick Danko のボーカル・・・昔は,よく聴いたもの。
このアルバムだけは,紙ジャケも買ってしまった・・・(^_^;)

13. Shakin' (OUTTAKE)
2001年にボーナス・トラックを大盤振る舞いしたリマスター盤が出ているが,特にオリジナルとかけ離れたアレンジで演奏されているわけでもないのに,クレジットが composer unknown となっているこの曲は,間違いなく Sam Cooke の "It's Got The Whole World Shakin'"。
ライナーによると,Robbie Robertson が Jimmy McCracklin の曲だと思っていたので調べてみたけれど,わからなかったらしい。
ずっと Sam Cooke のファンだったという Rick Danko は,もう死んでしまっていたから仕方がないとしても,この曲を録音しようというアイデアを出したのは Levon Helm だったと書いてあるのに,どうして Levon に誰の曲かをたずねなかったんだろう?
2005年3月10日 19時51分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2005年03月08日(火)
I'm A Loser: The Swamp Dogg Sessions
Doris Duke "I'm A Loser: The Swamp Dogg Sessions... and more" [KENT CDKEND 242]

1. He's Gone 2. I Can't Do Without You 3. Feet Start Walking 4. Ghost Of Myself 5. Your Best Friend 6. The Feeling Is Right 7. I Don't Care Anymore 8. Congratulations Baby 9. We're More Than Strangers 10. Divorce Decree 11. How Was I To Know You Cared 12. To The Other Woman (I'm The Other Woman)
13. I Wish I Could Sleep 14. It Sure Was Fun 15. I Don't Know (To Fall Out Of Love With You) 16. He's Everything I Need 17. I'd Do It All Over You 18. If She's Your Wife (Who Am I) 19. Since I Fell For You 20. Don't Let The Green Gras Fool You 21. Let Love Touch Us Now 22. Bad Water 23. By The Time I Get To Phoenix
24. Too Much To Bear 25. You Can't Do That 26. Lost Again

1969年のレアな名盤 "I'm A Loser"(1.〜12.) と1971年の好盤 "A Legend In Her Own Time"(13.〜23. こちらは日本でも CD 化されていなかったはず),さらに 1967年に Doris Willingham 名義で出されたシングル盤(24.〜26.)も収録されているというお買い得の CD。
まだ3月だが,確実に今年の My BEST 10 の1枚となるアルバムだと断言できる内容。

この当時,Swamp Dogg プロデュースによるアルバムとしては,ほかに Z.Z. Hill と Irma Thomas の作品が有名だけれども,この "I'm A Loser" だけは,バックのミュージシャンが違っているように聴こえるのだが・・・?
Capricorn Studio での録音ということになっているが,このドラムのタイトさは Roger Hawkins のようだし,歯切れのよいリズム・ギターは Jimmy Johnson,リード・ギターは音の締まり具合・ゆがみ具合から Duane Allman のような気がする。
次の "A Legend In Her Own Time" は Quinvy Studio での録音らしいが,こちらは Z.Z. Hill "The Brand New ..." や Irma Thomas "In Between Tears" と同じ,Jesse 'Pete' Carr,Paul Hornsby,Johnny Sandlin たちの元 The Hourglass の連中らしく,悪くはないのだけれども "I'm A Loser" ほど売れなかったというのも仕方がない・・・(^_^;)

ボーナス・トラックとして収録されている Doris Willingham 名義の3曲は,いずれも本人と Richard Tee の共作としてクレジットされており,バラードもミディアム・ナンバーも素晴らしい出来。
こういう名曲・名唱がシングル盤の世界にはまだまだたくさん埋もれているわけだから,食指は動くんですけどね。
2005年3月8日 22時26分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(1) |
| Past MUSIC in 2005 |
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後期に期待・・・(^_^;)
親がのんきにブログにハマってしまい,自分のニックネームでググッたらトップに表示されるのをバカみたいに喜んでいたら案の定,息子の前期の結果は・・・(^_^;)
後期に期待すると言っても,もちろんはるかに狭き門のわけだから望みは・・・(T_T)

というようなわけで,2月度の月次更新はなかなか出来そうにない。
1月半ばに公開してから,最近では1日当たり平均すると100前後のアクセスがあるので,頑張って更新していきたいとは思っているんですが・・・。
Sam Cooke's COVERs については,2ちゃんに書き込んだママでは芸が無いので,多少なりとも+αを付け加えたいんだけれども,この調子だと無理かもしれない・・・(^_^;)
2005年3月8日 21時55分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| CHEAP TALK |
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2005年03月07日(月)
Reaction
Howard Tate "Reaction" [Turntable/KOCH KOC-CD-9512]

1. Question
2. Have You Ever Had The Blues
3. Plenty Of Love
4. That's What Happens
5. Little Volcano
6. It's Too Late
7. Hold Me Tight
8. Come Into My Heart
9. What'll I Do
10. Chain Gang
11. My Soul's Got A Hole In It
12. These Are The Things That Make Me Know You're Gone

Lloyd Price が New York で経営していたクラブから名付けられた Turntable というレーベルから,1969年に出された作品。
Bernard "Pretty" Purdie と Jerry Jemmott という強力なリズムセクションに Eric Gale や Richard Tee などがからむというニューヨーク・ディープ・ソウルの傑作。
スローなバラードにアレンジされた "Chain Gang" よりも,その次の "My Soul's Got a Hole in It" というSam Cooke マナーのミディアム・ナンバーがお気に入り。
"Have You Ever Had The Blues" は,ABC 時代の Lloyd Price のカバーだが,まるで Otis の "I Can't Turn You Loose" のようなアレンジで,素晴らしいジャンプ・ナンバーになっている。

Johnny Nash が,Lloyd Price と共同プロデュースしているけれど,彼の "Hold Me Tight" というレゲエは,ちょっと余計だったかもしれない・・・(^_^;)
2005年3月7日 06時20分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
| COVERs of Sam Cooke |
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2005年03月06日(日)
Music - Music
Lloyd Price "Music - Music" [P-Vine PCD-22081]

1976年のレアなアルバムが初 CD 化。
この Lloyd Price は,Sam Cooke の DVD "LEGEND" でも何度か登場してインタビューに答えていたけれど,ちょっと山師のようなところがあってつかみどころの無い人だと思っていたら,このアルバムを聴いて,いよいよ訳がわからなくなってしまった。
収録曲のうち "Mr. & Mrs.Untrue" を英KENT のコンピ CD などで聴いて,Lloyd Price のイメージとは異なるよく出来たソウル・バラードだったので気に入り,この時代に録音された曲をまとめて聴いてみたいと思っていたから,買ってはみたが,・・・。

その "Mr. & Mrs. 〜" と同じ Muscle Shoals で録音されたらしい曲も1曲あるらしいが,その他の曲は・・・???
例えば,アルバム・タイトルになっている "Music-Music" という曲の歌詞は,
"Music, music. Ba da da da da da da da (continue with ad lib to fade)"
↑で,全部。まさか「一部」ではなく「全部」だから適正な引用に当たらないというようなクレームは付かないと思うが・・・(^_^;)

要するに,当時流行していたバリー・ホワイトとかジョニー・ブリストルなどの,柳の下のドジョウを狙った二番煎じで,こういうのを好きな人もいるのだろうけれど,個人的には,ちょっと付き合いきれなかった。
ABC 時代のポップなヒット曲とも趣が異なっているし,少なくとも Lloyd Price という名前から New Orleans R&B 調の音楽を期待する人は止めておいたほうがよさそう。
盤起こしのため,音も良くない。
2005年3月6日 07時59分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2005 |
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