ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2005年09月29日(木)
The Rhythm And The Blues
Sam Cooke "The Rhythm And The Blues" [RCA/BMG 07863 66760-2]

1. Get Yourself Another Fool
2. Driftin' Blues
3. Fool's Paradise
4. Smoke Rings
5. Baby Won't Please Come Home
6. Please Don't Drive Me Away
7. Nothing Can Change This Love
8. But Not For Me
9. Don't Get Around Much Anymore
10. Trouble In Mind
11. Little Girl Blue
12. I Lost Everything
13. Chains Of Love
14. Nobody Knows You When You're Down And Out
15. Since I Met You Baby
16. Cry Me A River
17. Trouble Blues
18. Little Red Rooster
19. Out In The Cold Again
20. One More Time

現時点で RCA (SONY BMG) のカタログにある Sam Cooke のアルバムは,今回リイシューされた3枚のほか,ボックス・セットの "The Man Who Invented Soul" と,この "The Rhythm And The Blues" だけらしい。
"Night Beat" が名盤であることに異論の余地はないが,既に何度も CD 化されているので,どうせならコチラをリマスターして欲しかった。

この CD は,1995年に発売された編集盤で,LP "My Kind Of Blues" (1961) から8曲(5,8〜11,14・15,19),"Twistin' The Night Away" (1962) から1曲(20) 20. は,シングル 'Twistin' The Night Away' の B 面だった曲,"Mr. Soul" (1963) から5曲(2,4,7,13,16),"Night Beat" (1963) から6曲(1,3,6,12,17・18) が収録されている。

4枚組のボックス・セットが2000年に出て,ちょっと影が薄くなってしまった感もあるが,今でもこのアルバムを愛聴している人は,数多くいるはず。
また,今回 "Night Beat" を初めて聴いて気に入った人には,次に聴くべき CD として,このアルバムをオススメしたい。6曲も重複してしまうが・・・(^_^;)

Sam Cooke の自作曲は,2曲(7,20) のみで,その他はすべてアルバム・タイトル通り "The Rhythm And The Blues" のスタンダードと言ってもよいような曲ばかり。
アダルトで,ブルージーな,バラード・シンガーとしての Sam Cooke の側面を堪能することができる。

収録曲の中では,Charles Brown のレパートリが6曲(1〜3,6,12,17) も含まれているのが目に付く。
"Bring It on Home to Me" のメロディは,Charles Brown & Amos Milburn の "I Want To Go Home" (1959年 New Orleans 録音,ピアノは Huey 'Piano' Smith) からいただいている・・・というのは有名な話で,聴き比べてみると,確かにソックリ・・・(^_^;)
◎ Charles Brown & Amos Milburn: Various Artists "Lightnin' & The Buddies: She Likes to Boogie real Low" [Ace/P-Vine PCD-2732]

CD 化されておらず,タイトルも失念してしまったが,Charles Brown のスタジオ・ライブ風の LP の中で,この元ネタ曲と "Bring It on Home to Me" をメドレーで演奏しているバージョンがあるので,C.B. は,ぱくられたことを自覚していたはず。弁護士を雇って,abkco を訴えてやればよかったのに・・・(^_^;)


Rolling Stone 誌の最新号に掲載されている "Dream Boogie: The Triumph Of Sam Cooke" のダイジェストが,ネット上でも読めるようになってます。
The Man Who Invented Soul
How Sam Cooke jump-started the civil rights movement with "A Change Is Gonna Come"
http://www.rollingstone.com/news/story/_/id/7661211
一部,女性ファンには少々ショッキングかもしれない記述もあるが,そういう不良っぽくて危ういところも,Sam Cooke の魅力のひとつだったわけで・・・(^_^;)

本誌に掲載されている写真は,ほとんどが DVD などで既出のものでしたが,THE LOST CITY というタイトルで New Orleans 関連の特集があったし,300 語弱ほどの短い記事でしたが,Clarence "Gatemouth" Brown の追悼記事も掲載されてました。
その記事の冒頭は,↓ でした。
Clarence "Gatemouth" Brown was a blues innovator who hated being called a blues musician.
2005年9月29日 21時31分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年09月26日(月)
Night Beat
Sam Cooke "Night Beat" [RCA/Legacy 82876 69551 2]

1. Nobody Knows The Trouble I've Seen
2. Lost And Lookin'
3. Mean Old World
4. Please Don't Drive Me Away
5. I Lost Everything
6. Get Yourself Another Fool
7. Little Red Rooster
8. Laughin' And Clownin'
9. Trouble Blues
10. You Gotta Move
11. Fool's Paradise
12. Shake, Rattle And Roll

"One Night Stand" と同じ,デジパック仕様。
このアルバムは,既に LP で2枚,CD でも2枚持っていたので,これで5枚目。しかも,"The Man Who Invented Soul (4 CDs)" にも,まるまる収録されているわけだから,・・・(^_^;)

リマスターされているとは言っても,"One Night Stand" ほどの差はないし,Peter Guralnick の新しいライナーもどうせまもなく発売される伝記本の内容と重複するだろうし・・・(^_^;)

値段は確かに安くなっているので,初めてコレを買う若い連中がうらやましい・・・(^_^;)

どうやら,1995年の編集盤 "The Rhythm and The Blues" は,まだ RCA に販売権が残っているようなので,そちらのほうをリマスターしてくれたほうが,うれしかった。

それにしても "Twistin' the Night Away" のアルバムは,いったいいつになったら再発されるのか・・・(^_^;)
2005年9月26日 20時59分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年09月25日(日)
Best Of Sam Cooke
Sam Cooke "The Best Of Sam Cooke" [RCA/Legacy 82876695502]

1. You Send Me
2. Only Sixteen
3. Everybody Loves To Cha Cha Cha
4. (I Love You) For Sentimental Reasons
5. (What A) Wonderful World
6. Summertime
7. Chain Gang
8. Cupid
9. Twistin' The Night Away
10. Sad Mood
11. Having A Party
12. Bring It On Home To Me
13. Win Your Love For Me
14. You Were Made For Me
15. Nothing Can Change This Love

ジャケットの BEST と SAM COOKE という赤い文字が,ちょっとまぶしい。
まさかアナログ盤のように再プレスからこの文字が黒くなるというようなことはないだろうが・・・(^_^;)

今回リイシューされた3枚のうち,デジパックではなく一般的なプラスティックのケースに入っているのはコレだけ。ケースの上に,さらに紙のカバーが付いている。
リマスターされて音は良くなっているし,13.〜15. がボーナストラックとして追加され,ライナーも充実している。

しかし,既に Abkco から発売されているベスト盤の "Portrait of a Legend 1951-1964 (Hybrid) [SACD]" で,追加された曲も含めて全て聴くことができるし,音も,通常のプレイヤーで聴く限りでは,遜色があるとは思えない。

ただ,値段は確実に安くなっているので,その意味では買いやすくなっていることは確か。

それにしても,今までの CD に収録されていた "Summertime [Alternate Version]" が収録曲からはずされてしまったのは,いったいなぜ?
この CD だけ Abkco の広告が印刷されたカードが入っていないけれども,Abkco と SONY BMG の関係はやっぱりまだ良好とはいえないんだろうか?
2005年9月25日 17時49分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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Wild Horses
The Rolling Stones "Gimme Shelter" [DVD Call FDVD820]

「愛と平和と音楽の3日間」である「ウッドストック」に対するアンチ・テーゼとしての「オルタモントの悲劇」を中心としたドキュメンタリー。
ビデオで持っていたので DVD を買いそびれている内にいつのまにか廃盤になっていたが,最近出回っている廉価な韓国盤の DVD を入手。

ストーンズは,この1969年のアメリカ・ツアーの途中で Muscle Shoals Sound Studios に立ち寄り,"You Gotta Move","Wild Horses","Brown Sugar" の3曲を録音している。
有名な 3614 JACKSON HIGHWAY の看板がかかっている正面ではなく,Muscle Shoals SOUND STUDIOS という看板のある,右側の駐車場からスタジオ建物の壁が撮影されたカットがある。

この時に "Wild Horses" でピアノを弾いていたのが,Jim Dickinson。
DVD 中には,"Wild Horses" のデモを Muscle Shoals Sound Studios の中で試聴している場面があり,キースの横に寝そべっている Jim Dickinson の若かりしころの姿が撮られている。
同じスタジオの中で,ミックの隣に座ってコンソールを操作していたのが,Jimmy Johnson。

その "Wild Horses" のデモテープは Gram Parsons に送られ,The Flying Burrito Brothers の演奏として,ストーンズのバージョンよりも先に発表されることになる。
◎ The Flying Burrito Brothers "Hot Burritos! Anthology 1969-1972 (2 CDs)" [A&M 069 490 610-2]
ここでピアノを弾いているのは,Leon Russell。
(別件だが,↑の Anthology に収録されている "The Train Song" という曲は Johnny Guitar Watson & Larry Williams のプロデュースだった。いったい,どういうつながりがあったのか? まさか G.P. がドラッグを購入していたのは L.W. からだったとか・・・?)
その Leon Russell も "Wild Horses" をカバーしていた。
◎ Leon Russell "Stop All that Jazz" [Shelter PSCW-1043]
↑は,ちょっぴりレゲエ調なのだけれども,本格的なレゲエとしては Gregory Isaccs のバージョンがある。
● Gregory Isaccs: Various Artists "Reggae Rocks: Paint It Black - A Reggae Tribute To The Rolling Stones" [MADACY M2B2 6386]

ソウルとしてのカバーもあって,Otis Clay が歌っている。
● Otis Clay: Various Artists "Paint It, Blue: Songs Of The Rolling Stones" [House Of Blues 51416 13152]

最近では,Norah Jones のボーカルが非常に素晴らしかった。
● Norah Jones: Tim Ries "The Rolling Stones Project" [Village VRCL 12001]

以上,聴き比べてみるとたいへんおもしろいし,"Wild Horses" がいかに名曲であるかということを再確認できる。
本当はここで,DVD "Return to Sin City: Tribute to Gram Parsons" に収録されているバージョンも紹介したいところだが,残念ながら,やり方がわからん・・・(^_^;) と思っていたら,Youtube にアップされていた。
Wild Horses Gram Parsons Tribute @ Youtube
2005年9月25日 00時32分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年09月24日(土)
Eddie Hinton
Eddie Hinton "The Anthology 1969-1993: A Mighty Field of Vision" [RAVEN RVCD-206]

1. I Got the Feeling 2. You Got Me Singing 3. Concept World 4. Shout Bamalama 5. Just Like the Fool That I Was 6. Heavy Makes You Happy (Sha-Na-Boom-Boom) 7. Got Down Last Saturday Night 8. My Searching Is Over 9. Sad and Lonesome 10. I Want a Woman 11. Here I Am 12. Sad Song 13. Three Hundred Pounds of Hongry 14. What Would I Do Without You 15. Hymn for Lonely Hearts 16. Something Heavy 17. Everybody Needs Love 18. Cry and Moan 19. Bottom of the Well 20. Rock of My Soul 21. Very Blue Highway 

いったん発売中止になっていたアルバムだが,なんとか発売され,予想通りタワレコがちょっぴり安かった。

収録曲の内訳は↓の通り。
◎ Eddie Hinton "Very Extremely Dangerous" [Capricorn 314 536 111-2]
1. 2. 3. 4.
○ The Coleman-Hinton Project "Lost And Found"
5. 6. 7.
◎ Eddie Hinton "Letters from Mississippi" [Mighty Field of Vision MFCD 749]
8. 9. 10. 17.
◎ Eddie Hinton "Cry & Moan" [BULLSEYE CD BB 9504]
18. 19.
◎ Eddie Hinton "Very Blue Highway" [BULLSEYE CD BB 9528]
20. 21.
◎ Eddie Hinton "Hard Luck Guy" [Capricorn 314 538 655-2]
11. 12. 13. 14.
● Eddie Hinton "Dear Y'all: The Songwriting Sessions" [Zane ZNCD 1016]
15.
● Eddie Hinton "Playin' Around: The Songwriting Sessions, Vol. 2" [Zane ZNCD 1020]
16.

どのアルバムからも満遍なく選曲されていて,Eddie Hinton という名前に興味を持って,ちょっと聴いてみたいなと思っていた人が初めて聴く分には,良いアルバムといえるかもしれない。
個人的には,Sam Cooke のカバー "I'll Come Running Back To You" や Otis Redding の "Mr.Pitiful" も収録してもらいたかった。
おそらく Eddie Hinton が作った曲の中ではいちばん有名で,カバー(Percy Sledge,Bonnie Bramlett,Jackie Moore,Ted Taylor)もある "Cover Me" も入っていないし・・・(^_^;)


Muscle Shoals Sound Studio のリード・ギタリストの一人で,Duane Allman に Allman Brothers Band への加入を誘われたシンガーであり,Don Varner をプロデュースして曲を提供したソング・ライター,「スウィート・ソウル・ミュージック」では Peter Guralnick に The last of the great white soul singers と呼ばれ,White Otis Redding と異名をとった男。

どのような形であれ,彼が再評価されるのは,うれしい。
既発のアルバムの中では,"Hard Luck Guy" がいちばん好きです。
2005年9月24日 20時50分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(1) |
| Past MUSIC in 2005 |
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2005年09月22日(木)
One Night Stand
Sam Cooke "One Night Stand / Sam Cooke Live At The Harlem Square Club" [RCA/Legacy 82876 69552 2]

1. Soul Twist/Introduction
2. Feel It
3. Chain Gang
4. Cupid
5. Medley: It's All Right/For Sentimental Reasons
6. Twistin' The Night Away
7. Somebody Have Mercy
8. Bring It On Home To Me
9. Nothing Can Change This Love
10. Having A Party

"at the Copa" のアルバムを見事に再生してくれた Steve Rosenthal や Bob Ludwig たちによるリマスターなので,音そのものは,確実に良くなった。
ハスキーを通り越して,いささか耳障りにすら聴こえていた Sam Cooke のボーカルも非常に聴きやすくなっている。
ただ,パッケージやライナーに表示されている,各トラックの収録時間が明らかにおかしいのはなぜなんだろう・・・と思いつつ聴いていたら,6. Twistin' The Night Away で,微妙な「音飛び(?)」があった。
(手持ちの CD だけの現象でないことは, 2ちゃんのスレ (123 〜) で確認済)
単独 CD や4枚組ボックスセット収録のバージョンでは問題のなかった箇所なので,何らかの単純なミスだと思われる。

アマゾンでは,今回リイシューされた3枚の CD の内,このライブ盤だけ24時間以内の発送になっていないのは,このミスが発覚して,あわててプレスし直しているからかもしれない。
リマスターそのものに関しては,文句のつけようがないくらい素晴らしいだけに,残念。
初回プレス盤のみのミスで,将来,希少価値が出るようなら,それはそれでうれしいのだが・・・(^_^;)
おそらく 日本盤 としても発売されるだろうから,それまでには確実に修正されていることを期待したい。


パッケージ裏には Rod Stewart の "If there weren't a Sam, there might not have been a Rod." などというコメントが印刷されているが,どうせなら,Rod には全曲 Sam Cooke のカバーというようなアルバムを録音して欲しい。
Ron Wood が,ストーンズのメンバーとしてかなり消耗しストレスがたまっているようなので,たまにはリフレッシュさせてやりたいし,ちょうど Jeff Beck も↓のアルバムで Sam Cooke のバッキングをしていることだし,彼らをゲストに呼べば,さらに盛り上がるはず。
◎ Les Paul "Les Paul & Friends: American Made World Played" [Capitol/EMI 34064-2]
↑に収録されている "(Ain't That) Good News" with Jeff Beck バージョンは,今なら,いつもお世話になっている The Ultimate Sam Cooke Web Site の Jukebox で,なかなか労作のビデオ・クリップ付きで聴くことができる。


BMG が SONY に買収されて初めての Sam Cooke の CD なのだが,同封されている小さなカードには,abkco から発売されている CD の広告も印刷されていた。
SONY BMG と abkco の関係が良好なのであれば,"Night Beat" 以前の RCA でのアルバムも,早くリイシューしてもらいたい。
2005年9月22日 22時46分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| BEST 10 CDs in 2005 |
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2005年09月10日(土)
Louisiana 1927
New Orleans が本当に悲惨な状態になっている。
http://helpno.exblog.jp/

この曲は,Randy Newman の傑作 "Good Old Boys"(1974) に収録されていた曲。
1927年にも大きな洪水があったらしい。
歌詞は,↓。
Louisiana 1927
http://www.sing365.com/music/lyric.nsf/Louisiana-1927-lyrics-Randy-Newman/30756012B05C3E6348256A3700482638
美しいメロディとシンプルな歌詞の中に強烈な毒が秘められているという,いかにも Randy Newman らしい楽曲。
今なら,その曲を歌っている Aaron Neville のビデオクリップを ↓ で見ることができる。
Aaron Neville worries about N.O.
WATCH Aaron Neville sings for New Orleans (4:29)


02 Aaron Neville Louisiana 1927 @ Youtube
最後のほうの "to this poor cracker's land" は "to this poor people's land" に変更されている。


この曲は,Randy Newman 自身のセルフ・カバー集↓でも聴くことができるが,
◎ Randy Newman "The Randy Newman Songbook Vol. 1" [NONESUCH WPCR-11748]
2002年に発売された,このアルバムの Expanded Version ↓のライナーには,
◎ Randy Newman "Good Old Boys [Expanded - 2 CDs)" [REPRISE/RHINO 8122-78243-2]
彼自身が書いたイントロダクションが掲載されていて,この曲に関する部分が非常に興味深い内容だったので,そのまま引用させていただくと,・・・
In 1927 the Mississippi flooded, and the levee broke in the state of Mississippi, above Clarksdale (look it up; I may be wrong). The Bosses in New Orleans probably were behind the decision to let it flood up there, diverting the water away from their city. Anyway, the cotton fields were wiped out, changing America forever, disemploying hundreds of thousands of black field workers, most of whom held executive positions in the cotton industry, meaning that they were permitted to wear gloves while picking. They all moved North and were greeted with open arms right across America.

日本でも昔は,火事の延焼を防ぐために周囲の家屋を取り壊すのと同じ発想で,下流の人口密集地の被害を最小限にとどめるために上流の過疎地の堤防をわざと決壊させるというようなことが行われていたわけだが,今回の洪水も,behind the decision to let it flood up there にいた Bosses がどこかにいたのではないか?


Clarksdale というのは,Sam Cooke が,1931年に生まれたところ。I was born by the river ....
Sam の両親たちが,この「町なかに移り住んだ」のは1930年ということだが,父親は数年前からその近辺で説教をして回っていたらしい。(「Mr.Soul サム・クック」ダニエル・ウルフ著)
当時,Sam Cooke の一家のように,黒人たちが北へ向かって移動していた原因・理由はさまざまだが,この洪水もそのひとつだったはず。

実は New Orleans の洪水のニュースを見て,真っ先に思い浮かべたのは,Sam Cooke も歌っている "Basin Street Blues" というジャズのスタンダード曲。
ただ,あの映像を見て,Basin Street がほんとうに Basin になってしまったという感想はいかにも不謹慎に思え,いろいろと考えていたらこの Randy Newman の "Louisiana 1927" を思い出し,ちょうどタイミングよく Aaron Neville が CNN に出演して歌ってくれた。
Aaron がこの曲を歌っているのは,↓ のアルバムでも聴ける。
◎ Aaron Neville "Warm Your Heart" [A&M POCM-1805]
2005年9月10日 09時55分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(1) |
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2005年09月01日(木)
The Love of My Man
大好きなソウル・バラードである "The Love of My Man" 特集。

◎ Theola Kilgore: Various Artists "Sweet Sound Of Success" [wand/KENT CDKEND 112]
 これが,オリジナル。この曲が収録されている CD は,wand / Scepter のコンピアルバム(→)で,Maxine Brown や Chuck Jackson のほか,Roscoe Robinson "That's Enough",Judy Clay "Lonely People Do Foolish Things",L.C. Cooke "Half A Man" なども収録されている。

◎ Barbara West: Various Artists "Soul Deep" [CHARLY CD Charly 42]
 Ronn でシングル盤として発表された曲。Fame 録音?
 サウンドそのものは,コレがいちばん DEEP かもしれない。

◎ Delaney & Bonnie "The Best Of Delaney And Bonnie" [Rhino R2 70777]
 バックのメンバーはもちろん,Bonnie Bramlett もなかなか健闘している・・・?
 このベスト盤の収録曲のうち,"Piece Of My Heart" は,Erma Franklin → Janis Joplin が有名ですが,Bryan Ferry も歌っていて,好きなんです・・・(^_^;)

◎ Dionne Warwick "Soulful" [Warner/RHINO RHM2 7838]
 Rhinohandmade の限定盤 CD。彼女のアルバムの中では,タイトル通りいちばん Soulful? この曲以外の収録曲もなかなか。American Studio 録音。

◎ Etta James "Tell Mama: The Complete Muscle Shoals Sessions" [Chess/MCA 088 112 518-2]
 説明不要の大名盤。
 ただ,DVD "The !!! Beat" の映像は,正直,ひいた。Esther Phillips がメチャクチャ可愛らしく見えた (^_^;)

◎ Irma Thomas "If You Want It, Come And Get It" [ROUNDER 1166-11582-2]
 1985年の録音。この中ではいちばん新しいカバーで,その分シンガー自身も当然歳をとっていて,それなりの味わい深さが感じとれる。

● Judy Clay & Billy Vera "Storybook Children & Greatest Love" [ICHIBAN Soul Classics SCL 2101-2]

◎ Pearlean Gray & The Passengers: Various Artists "Dave Godin's Deep Soul Treasures: Taken from Our Vaults, Vol. 1" [KENT CDKEND 143]
 Green Sea というレーベルから1968年に出されたシングルらしい。

◎ Ruby Johnson "I'll Run Your Hurt Away" [STAX SCD-8580-2]
 1960年代後半の Stax の音。ただし,Keyboards は全部 Isacc Hayes らしい。
 オリジナルも含めて,この曲をカバーしているシンガーは,あまり美しいとは言え・・・(^_^;)

◎ Venetta Fields "Ike & Tina Turner Revue Live" [KENT CDKEND 102]
 The Ikettes のメンバー。ストーンズは "Exile On Main St." でコーラスのお世話になってます。


もちろん男性版もある。"The Sound Of My Woman"
◎ Freddie Scott "Cry To Me - The Best Of Freddie Scott" [COLUMBIA CK 65241]
 このシンガーは "Bring It On Home To Me" をカバーしているが CD 化されておらず,それが収録されている LP を見かけたものの,少々高くて手が出なかった・・・(^_^;)


元ネタである "The Love Of God"。
James Cleveland や Mahalia Jackson も歌っているが,この Johnnie Taylor with The Soul Stirrers のバージョンが,いちばん元ネタらしい・・・?
● Johnnie Taylor: The Soul Stirrers "The Soul Stirrers Featuring Sam Cooke" [Specialty/Teichiku 30CP-271]
↓の CD には,この曲の別テイクが3つも収録されている。
● Soul Stirrers, The "Heaven Is My Home: Featuring Paul Foster and Johnnie Taylor" [Specialty/ace CDCHD 478]
2005年9月1日 00時41分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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