ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2005年09月22日(木)
One Night Stand
Sam Cooke "One Night Stand / Sam Cooke Live At The Harlem Square Club" [RCA/Legacy 82876 69552 2]

1. Soul Twist/Introduction
2. Feel It
3. Chain Gang
4. Cupid
5. Medley: It's All Right/For Sentimental Reasons
6. Twistin' The Night Away
7. Somebody Have Mercy
8. Bring It On Home To Me
9. Nothing Can Change This Love
10. Having A Party

"at the Copa" のアルバムを見事に再生してくれた Steve Rosenthal や Bob Ludwig たちによるリマスターなので,音そのものは,確実に良くなった。
ハスキーを通り越して,いささか耳障りにすら聴こえていた Sam Cooke のボーカルも非常に聴きやすくなっている。
ただ,パッケージやライナーに表示されている,各トラックの収録時間が明らかにおかしいのはなぜなんだろう・・・と思いつつ聴いていたら,6. Twistin' The Night Away で,微妙な「音飛び(?)」があった。
(手持ちの CD だけの現象でないことは, 2ちゃんのスレ (123 〜) で確認済)
単独 CD や4枚組ボックスセット収録のバージョンでは問題のなかった箇所なので,何らかの単純なミスだと思われる。

アマゾンでは,今回リイシューされた3枚の CD の内,このライブ盤だけ24時間以内の発送になっていないのは,このミスが発覚して,あわててプレスし直しているからかもしれない。
リマスターそのものに関しては,文句のつけようがないくらい素晴らしいだけに,残念。
初回プレス盤のみのミスで,将来,希少価値が出るようなら,それはそれでうれしいのだが・・・(^_^;)
おそらく 日本盤 としても発売されるだろうから,それまでには確実に修正されていることを期待したい。


パッケージ裏には Rod Stewart の "If there weren't a Sam, there might not have been a Rod." などというコメントが印刷されているが,どうせなら,Rod には全曲 Sam Cooke のカバーというようなアルバムを録音して欲しい。
Ron Wood が,ストーンズのメンバーとしてかなり消耗しストレスがたまっているようなので,たまにはリフレッシュさせてやりたいし,ちょうど Jeff Beck も↓のアルバムで Sam Cooke のバッキングをしていることだし,彼らをゲストに呼べば,さらに盛り上がるはず。
◎ Les Paul "Les Paul & Friends: American Made World Played" [Capitol/EMI 34064-2]
↑に収録されている "(Ain't That) Good News" with Jeff Beck バージョンは,今なら,いつもお世話になっている The Ultimate Sam Cooke Web Site の Jukebox で,なかなか労作のビデオ・クリップ付きで聴くことができる。


BMG が SONY に買収されて初めての Sam Cooke の CD なのだが,同封されている小さなカードには,abkco から発売されている CD の広告も印刷されていた。
SONY BMG と abkco の関係が良好なのであれば,"Night Beat" 以前の RCA でのアルバムも,早くリイシューしてもらいたい。
2005年9月22日 22時46分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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