ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2012年11月23日(金)
Steve Alaimo "Starring Steve Alaimo"
Steve Alaimo "Starring Steve Alaimo" [Henry Stone HSM 5047-2]

1. I Don't Know (L. Campbell)
2. Ya-Ya (Dorsey, Robinson, Lewis)
3. Nobody Loves Me Like You (Sam Cooke)
4. I Don't Wanna Cry (L.Dixon, C.Jackson)
5. Sammy Dead (?)
6. People Act Funny (Titus Turner)
7. Everybody Likes To Do the Ska (Sam Cooke)
8. Stand By Me (Elmo Glick, Ben E.King)
9. Behold (James, Campbell)
10. Soon You'll Be Gone (James, Capmbell)
11. You're Driving Me Crazy (James, Capmbell)
12. I Won't Let You Go (James, Campbell)

Steve Alaimo が,1965年にリリースした LP [ABC-Paramount ABC-501] を Henry Stone Music が CD 化したもの。手元にあるのは,それを Vivid Sound が直輸入盤仕様で日本語解説(山名昇) を付けて販売している CD。
Ska 時代のアルバムで,半数以上の曲(1. 4. 8.〜 12.)が手持ちの CD と重複していて,MP3 にも登録されているのだが,山名昇さんの解説が気になって注文してみた。くわしい収録曲のリストは,→ S_Alaimo.xls
● "Hits and Rarities" [Marginal MAR 026] -1995
● "50s - 70s (2 CDs)" [Henry Stone HSM 5003-2] -2005

その「解説」が大当たりで,非常に参考になった。CD そのものには作曲者のクレジットなど一切ないのだけれども,オリジナルな LP のレーベル部分の写真が掲載されていて,拡大さえすれば,十分読み取れる。
気になっていたのは,手持ちの CD に入っていなかった 'Everybody Likes To Do the Ska' という曲なのだが,予想していた通り 'Everybody Loves To Cha Cha Cha' のカバー(?)。探してみると,こんな曲まで Youtube にアップされていた。
Everybody likes to do the SKA @Youtube
http://youtu.be/aUOKseeD6H0

↑ のように,アレンジや歌詞の一部を変更した場合,クレジットに名前を付け加えることが多いのだけれども,Sam Cooke 単独にしているのは,いさぎよい。

'Nobody Loves Me Like You' も Sam Cooke の曲だった。Sam Cooke が書いたとされているのに,Sam Cooke 自身の歌が残されていない曲の一つ。
The Flamingos の,1960年のヒット[R&B Singles: 23, Hot 100: 30]。その曲が収録されている CD のライナーノート(Donn Fileti) によると,Feb. 15-17, 1960 のセッションで録音された曲。
◎ The Flamingos "The Best Of The Flamingos" [RHINO R2 70967] -1990
 'Even Sam Cooke contributed "Nobody Loves Me Like You" to The Flamingos' hit repertoire. He played the guitar chords of his catchy new song for The Flamingos backstage at the Tivoli Theatre in Chicago, and they worked out their own arrangement.'
もちろん,この曲も Youtube に,・・・(^^♪
Steve Alaimo - Nobody loves me like you do (killer popcorn SKA) @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=T-6cKcSso7g


2. Lee Dorsey, 4. Chuck Jackson, 8. Ben E.King は,それぞれのオリジナルでおなじみの曲。6. は,Arthur Conley が 'People Sure Act Funny' として歌ったバージョンが耳になじんでおり,Titus Turner のオリジナル(再録バージョン?) は,"Got A Good Thing Going: 25 R&B Radio Hits of the 60s" という編集盤 CD に収録されていた。

1. 9.〜 12. は,FAME 録音や,Tom Dowd がエンジニアの Atlantic Studios 録音があり,Sam Cooke の曲を複数歌っている,Jamaica の Sam & Dave と呼ばれていた The Blues Busters のカバー。
● "Behold! The Anthology" [Trojan 06076-80519-2] -2005
◎ "In Memory Of The Blues Busters; Their Best Ska & Soul Hits 1964 1966" [JAMAICA GOLD JMC 200.114] -1993

唯一,ライターのクレジットのない 'Sammy Dead' は,「エリック・モンティ・モリスをフィーチャーしたバイロン・リーの持ち歌」(山名) なのだそうだ。

2012年11月23日 21時21分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2012 / COVERs of Sam Cooke |
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