ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2006年01月31日(火)
Harry Connick, Jr.
年末から年始にかけて嵌まっていたのが,この Harry Connick, Jr.。
きっかけは,↓に収録されていた "City Beneath The Sea"。
◎ Various Artists "Hurricane Relief-Come Together Now (2 CDs)" [Habitat CCD2-2311-2]

すでに同じチャリティ・アルバムの "A Celebration Of New Orleans Music" で "Good To Be Home" という曲を聴いてはいたが,そちらが完全な Jazz であるのに対して,この "City Beneath The Sea" は,コロコロとよく転がる N.O.スタイルのピアノがフィーチャーされてはいても,シンプルで落ち着いたリズムのロック風で,その2つの曲の間のギャップに興味を持ち,AMG などで調べてみるとピアノの師匠として Ellis Marsalis に加えて James Booker の名前が挙げられており,Dr.John や Johnny Adams とデュエットした曲があったり,Meters のリズム・セクションが参加しているアルバムもあった。
その N.O.ファンクっぽい CD だけでも聴いてみたいと思って中古ショップをのぞいてみると,ブックオフの \750以下のコーナーで,それも \250 のものがかなり見つかり,手当たり次第に買っていたら,あっという間にコレ↓だけ集まった。
◎ "Harry Connick, Jr." [Columbia CK 40702]
◎ "20" [Columbia CK 44369]
◎ "When Harry Met Sally…" [Columbia CK 45319]
◎ "Lofty's Roach Souffle" [CBS/Sony CSCS5194]
◎ "We Are In Love" [CBS/Sony CSCS 5195]
◎ "Blue Light, Red Light" [Sony SRCS 5603]
◎ "25" [Columbia CK 53172]
◎ "Eleven" [Sony SRCS 6581]
◎ "Swing Time" [SONY SRCS 5910]
◎ "When My Heart Finds Christmas" [Columbia CK 57550]
◎ "She" [Columbia CK 64376]
◎ "Star Turtle" [Columbia CK 67575]
◎ "To See You" [Columbia CK 68787]
◎ "Come By Me" [SME SRCS 8960]
◎ "30" [Columbia CK 69794]
◎ "Other Hours: Connick on Piano 1" [Marsalis Music/Rounder 116 613 304-2]

日本独自編集のベスト盤 "Swing Time" と比較的新しい "Other Hours" 以外は全て \1K 以下で,半分以上が \250 で入手できた。
これほど安価で中古市場に出回っているということは,それだけ質の悪い音楽なのかというと,決してそんなことはなく,おそらく,ソロやトリオでのジャズ・ピアニストとしての Harry Connick, Jr. のファンと,ビッグバンドやスモールコンボをバックにスタンダードを歌うシンガーとしてのファンには一致しない部分が多いということだと思われる。
そして,どちらのファンにも N.O.ファンクのアルバムは相手にしてもらっていないようだ。個人的には "She" という,George Porter, Jr. や Joseph "Zigaboo" Modeliste が参加している CD がいちばん気に入っているのに・・・(^_^;)

この Harry Connick, Jr. という男は,ピアノや歌が上手い上にハンサムで,育ち(両親ともに弁護士かつレコード店のオーナー)もよく,インタビューした評論家たちの解説を読むと性格もよさそうなのに加えて,シリアスな演技をこなす映画俳優でもあるという,身近にいれば絶対に友達にはしたくないというタイプの人間。
こういうのと付き合っていると劣等感にさいなまれて,生きて行くのがいやになりそう。
昔は,こういう「憧れの存在」は必ず年上で,自分もいつかは・・・と考えていたのものだが・・・(^_^;)

ジャンルとしての Jazz の世界に深入りするつもりはないのだけれども,この Harry Connick, Jr. に関しては,最近の作品も聴いてみたいと思っている,今日このごろであります。

2006年1月31日 21時22分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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