ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2006年11月08日(水)
Country Gospel
Various Artists "Jubilation! Great Gospel Performances Vol.3: Country Gospel" [RHINO R2 70290]

1. I Saw The Light - Hank Williams
2. Preachin', Prayin', Singin' - Lester Flatt, Earl Scruggs & The Foggy Mountain Boys
3. Lonesome Valley - Kitty Wells
4. The Family Who Prays - The Louvin Brothers
5. God Gave Noah The Rainbow Sign - The Carter Family
6. Great Speckle Bird - Roy Acuff & His Crazy Tennesseans
7. Life's Railway To Heaven - Patsy Cline
8. Bugle Call From Heaven - Webb Pierce
9. Satisfied - Martha Carson
10. Pray Every Day - Buck Owens & His Buckaroos
11. Were You There When They Crucified My Lord - Johnny Cash & The Carter Family
12. Let's All Go Down To The River - George Jones & Tammy Wynette
13. A Voice From On High - Bill Monroe & His Blue Grass Boys
14. When Jesus Calls - Ernest Tubb
15. Will The Circle Be Unbroken - The Nitty Gritty Dirt Band
16. Precious Memories - Merle Haggard & The Carter Fammily
17. Jesus Gave Me Water - Doyle Lawson & Quicksilver
18. Talk About Suffering - Ricky Skaggs & Tony Rice

"Jubilation! Great Gospel Performances" というシリーズの第3集。Vol.1 のサブ・タイトルが "Black Gospel",Vol.2 が "More Black Gospel" なので,その流れから言えば,"White Gospel" となりそうなものだが,"Country Gospel" と付けられている。
そもそも,音楽としての Gospel を辞書で引くと,「黒人の宗教音楽」とか 'usually performed by black American singers' などと説明してあるので,Black Gospel という表現自体,おかしいと言えばおかしいのだが・・・。

この CD のライナーによると,
White country gospel came out of Appalachian folk music, which in turn can be traced even further back to Great Britain - England, Ireland and Scotland.

Appalachian folk music と言えば,Absolutely Free の,以下のような記事が気になるところだが,・・・。
Jean Ritchie
Appalachian Breakdown
Etta Baker / One-Dime Blues

かなり多忙らしいので無理は言えないが,早期復帰を心待ちにしております。>南部スレ1 さん。
Nashville や Muscle Shoals が,そのアパラチア山脈南端のふもとにかなり近いようなのは,何か関係がある・・・?


この CD では,Hank Williams を筆頭に,カントリーのビッグ・ネームがずらりと顔をそろえているが,白人の間では Pop と Gospel の垣根は低かったのだろうか?
Sam Cooke の場合は,ゴスペルからポップに転向するとき最初わざわざ変名を使ったり,ポップに転向したあとゴスペルを歌う際に一部で抵抗があったりしたようだが,Country Music のシンガーがゴスペルを歌うことについては,どこからも文句が出なかったのだろうか?
また,一度ゴスペルを歌ったシンガーが再びポップなカントリーを歌うとき,反対はなかったのだろうか?


Johnny Cash の場合,初めに Sun に売り込みに行ったのはゴスペル・シンガーとしてであり,Sun から Columbia に移ったのは Sam Phillips がゴスペルを歌わせてくれなかったことも一因であるという話が残っているけれども,Sam Phillips はゴスペルが嫌いだった・・・?

2006年11月8日 22時05分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2006 |
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こんばんわ このライノ発の優秀コンピ。
1&2を持ってますが、第3弾・・あったんですね。
ぜひ聴いてみたいです。
10数年前、カントリーアーティストとアル・グリーンやら
リトル・リチャードとかが共演した盤がありましたが、
両者はやっぱ近い関係なんですね〜
Don Was がプロデュースした "Rhythm, Country & Blues" ですね。
ほぼおなじみのシンガーばかりの黒人と,初めて聴くシンガーが多かった白人の組み合わせ・対比が非常に興味深く,カントリーに対する興味を駆り立てるきっかけとなったアルバムの一つでした。
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