ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2008年04月06日(日)
Get It While You Can
Howard Tate "Get It While You Can: The Legendary Sessions" [MERCURY 314 526 868-2]

1. Ain't Nobody Home 2. Part-Time Love 3. Glad I Knew Better 4. How Blue Can You Get 5. Stop 6. Get It While You Can 7. Baby I Love You 8. I Learned It All The Hard Way 9. Sweet Love Child 10. Everyday I Have The Blues 11. How Come My Bulldog Don't Bark 12. Look At Granny Run Run 13. Half A Man 14. Shoot 'em All Down 15. Give Me Some Courage 16. Night Owl 17. I'm Your Servant

1.〜 4.,6.〜 8.,10.〜 12. の10曲が,1967年にリリースされた Howard Tate の最初のアルバムに収録されていた曲。その後,1969年に 5. と 9. が追加された LP が再発されている。
この CD は,さらにシングルのみだった曲や当時未発表だった曲(15.) も加えられて1995年に発売されたもの。

2004年には,Hip-O-Select からステレオ・バージョンだけでなく,シングルのモノラル・バージョンも収録された "The Complete 〜" もリリースされていた。
当時は見送っていたが,今回この記事を書くために検索してみると,米アマゾンのマーケット・プレイスにそれほど高くはない値段で出品されていたので,さらに調べてみると Hip-O-Select にもまだ在庫 がある・・・? CD edition limited to 5000 individually numbered copies. ということで,すぐに売り切れてしまうだろうと思っていたのだが,為替レートも低くなっていることだし,・・・(^_^;)
『楽 SOUL』には,「NY のディープ・ソウルの何たるかを教えてくれる素晴らしい内容でベーシックな音源」(p.340) と紹介されている。

この CD に収録されている曲は,1966〜8年の間に New York とその周辺で録音されたもの。Rhythm Section としてクレジットされているメンバーは,
Paul Griffin, Richard Tee - keyboards
Eric Gale, Cornell Dupree - guitar
Chuck Rainey, Jerry Jemmot, Jimmy Tyrell - bass
Herb Lovell - drums

ジャンルとしては,Bobby Bland と同じゴスペル・ブルースということになるが,声質や土地柄の関係もあって,ディープではあるけれども,はるかに上品で都会的に洗練されたサウンドになっている。
Jerry Ragovoy がプロデュースし,ソング・ライティングやアレンジもかなりの部分を担当している。
英 Ace からまもなくリリースされる ↓ には,Howard Tate のレアなデビュー・シングル "You're Looking Good" も収録されるらしい。
● V.A. "The Jerry Ragovoy Story: Time Is on My Side 1953-2003" [ace CDCHD 1183]
Jerry Ragovoy には,Miriam Makeba "Pata Pata" の共作者という一面もある。

この後,Lloyd Price の Turntable レーベルに移って発表したアルバム(1969) には,Sam Cooke "Chain Gang" のカバーが含まれていた。
● "Reaction" [Turntable/KOCH KOC-CD-9512]

◎ "Howard Tate" [KOCH KOC-CD-8311]
↑1972年に再び Jerry Ragovoy のプロデュースで Atlantic からリリースしたアルバムでは Bob Dylan や The Band のカバーが収録されていて,評論家受けは良かったもののセールスには結びつかず,この後シングルを数枚リリースするものの,業界から姿を消してしまう。

再発見されるのは2000年になってからで,その間ドラッグにまみれてホームレス生活を送っていたこともあるらしい。
◎ "Rediscovered" [Private Music 82876-52692-2]
やはり Jerry Ragovoy のプロデュースで,"Get It While You Can" の再録バージョンのほか,Elvis Costello や Prince のカバーが含まれていた。

その後は,デンマークでのライブ録音や,素晴らしい新作も発表している。
◎ "Howard Tate Live" [Shout DK 10045] -2006
● "A Portrait of Howard" [Solid Gold SG 1001] -2006

2008年4月6日 08時32分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2008 |
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Howard Tateは、Atlanticから出たLPを昔良く聴いていました。ギターのDavid Spinozza等の70年代NYのフュージョン系ミュージシャン達をバックにした一枚でした。数年前に出た"Rediscovered"を聴いて、その衰えのない歌声にぶっ飛びました。ここ数年手に入れたいと思っていたCDが彼の"Get It While You Can"でした。最近やっとHip-Oから"The Complete Legendary Verve Sessions "(29曲入り!)を入手しました。Limited Editon No. 4359/5000でした。Jazz Labelとして有名なVerveからのリリースも意外でしたが、NY録音とは驚きました。サウンドはルイジアナ辺りの南部録音という感じですね。面倒臭がらないで、ライナーノートを良く読んでみます。僕も、テイトの唄い方、特にアクセントの取り方なんかは、OVと共通点があるように思います。
"A Portrait of Howard" も素晴らしいので,まだでしたら,ぜひ聴いてみてください。

2006年の My BEST 10 の1枚でした。
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