ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年11月22日(日)
The Soul Children "Genesis"
The Soul Children "Genesis + 1" [STAX/Victor VICP-61563]

1. I Want to Be Loved (Sam D.Bell)
2. Don't Take My Sunshine (Bobby Newsome)
3. Hearsay (Norman West, John Colbert)
4. All That Shines Ain't Gold (John Gary Williams, Tommy Tate)
5. It Hurts Me to My Heart (Bettye Crutcher)
6. I'm Loving You More Everyday (James Mitchell)
7. Just the One (I've Been Looking For) (A. Isbell, E.Floyd, S.Cropper)
8. Never Get Enough of Your Love (Eddie Floyd)
9. All Day Preachin' (Bettye Crutcher, Bobby Manuel)
10. Get Up About Yourself (Homer Banks, Raymond Jackson, Carl Hampton)
11. Poem On The School House Door (Homer Banks, Raymond Jackson, Carl Hampton)

1972年リリースの The Soul Children の3rd アルバムに1曲追加された日本盤 CD。
歌詞・日本語解説(鈴木啓志) と,「私とソウル・チルドレン」というエッセイ(村上テツヤ・ゴスペラーズ) が付いている。
最近紙ジャケ化されているが,それにはボートラ(11.)は追加されていないようだ。シングル集の CD があり,それに収録されている。
◎ "The Singles + Open Door Policy" [Stax/Fantasy CDSXD 101] -1993

Stax 時代の The Soul Children には4枚の LP があり,2on1で CD 化されている。ただし,UK 盤と US 盤があり,手元にある UK 盤は1st と3rd,2nd と4th という変則的な組み合わせになっているので,US 盤のほうがオススメ。
○ "The Soul Children / Best of Two Worlds" [Stax ]
○ "Genesis / Friction" [Stax ]

それら4枚のアルバム中で最高傑作とされているのが,この "Genesis" 。
Jim Stewart と Al Jackson, Jr. のプロデュースで,The MG's などによる演奏が中心だが,8分以上もあってアルバム全体のハイライトとも言える1曲目 "I Want To Be Loved" のドラムだけ Howard Grimes 。
The Enchanters のカバーだが,男女混成の4人グループという特長を最大限に生かしたアレンジが施され,8分という長さを全く感じさせない名演・名唱。オリジナルは ↓ で。
● V.A. "The Best Of Loma Records [2 CDs]" [Waner Archives 9 45711-2]
I - 8. I Want To Be Loved - The Enchanters

2. Don't Take My Sunshine もカバーで,オリジナルは J.P. Robinson らしいが残念ながら未 CD 化。Johnnie Taylor も歌っている曲。
◎ "One Step Beyond" [STAX SCD-8598-2] -1971
7. Just the One (I've Been Looking For) は,Johnnie Taylor がオリジナル。
◎ "Wanted One Soul Singer" [ATLANTIC/RHINO 7 82253] -1967

3. Hearsay (Norman West, John Colbert) は彼らのオリジナルで,ヒット(1972, R&B Singles: 5,Hot 100: 44) もしている。2本のギターは,Raymond Jackson (Lead) と Bobby Manuel (Rhythm) ・・・?
The Soul Children--Hearsay (1972) @ Youtube


4. All That Shines Ain't Gold (John Gary Williams, Tommy Tate)
見た目の派手なカッコいい男に心を奪われかけている恋人に,「輝くもの必ずしも金ならず」という有名なことわざがあるくらいなのだから,よく考えろ・・・と語りかけている曲。
The MG's と Marvel Thomas などをバックに,John Colbert(J.Blackfoot) と Norm West がハードなシャウトで掛け合う,ディープなスロー・バラード。
そんな名曲を Luther Ingram は,ちょっとテンポを上げ,Muscle Shoals Sound をバックにスウィートなソウル・バラードとして歌っている。
● Luther Ingram "Let's Steal Away to the Hideaway/Do You Love Somebody" [Kent CDKEND 328]
4. All That Shines (Thomas Tate, John Gary Williams)
Thomas Tate とあるのは,もちろん,KOKO で Luther Ingram のレーベル・メイトだった Tommy Tate のこと。聴いた印象は全く異なりタイトルも縮められているが,The Soul Children の "All That Shines Ain't Gold" と同じ曲。

2009年11月22日 14時50分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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ジョン・コルバートは「Woof Woof Meow」でもカッコいいですね

やっぱり昔から彼の声には惹かれてしまいます

何とかもっと評価されて欲しいです!
新作ですね。
○ J. Blackfoot "Woof Woof Meow" [JEA/Right Now 25]

AMG で試聴 してみたら,Soul Children の再結成アルバムよりも気に入りそうです。リズム・セクションはナマでしょうか?
ジャケットの写真は店頭で見ると敬遠してしまいそうですが・・・(^_^;)
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